Function Reference

GUICtrlCreateInput

GUI用のインプットコントロールを作成します。

GUICtrlCreateInput ( "text", left, top [, width [, height [, style [, exStyle]]]] )

 

パラメータ

text コントロールのテキスト。
left コントロールの左端。-1を使用するとGUICoordModeに基づいて左端位置が計算されます。
top コントロールの上端。-1を使用するとGUICoordModeに基づいて上端位置が計算されます。
width [オプション] コントロールの幅(デフォルトは最後に使用された幅)。
height [オプション] コントロールの高さ(デフォルトは最後に使用された高さ)。
style [オプション] コントロールのスタイルを定義。GUIコントロールスタイル付録を参照。

デフォルト ( -1) : $ES_LEFT、$ES_AUTOHSCROLL
強制適用されるスタイル : $ES_READONLYが設定されていない場合、$WS_TABSTOP。$ES_MULTILINEは常にリセットされています。
exStyle [オプション] コントロールの拡張スタイルを定義。拡張スタイル表を参照。

 

返し値

成功 新しく作成したコントロールの識別子(コントロールID)を返します。
失敗 0を返します。

 

注意

コントロールの値を取得する方法についてはGUICtrlReadを参照。
コントロールの情報を設定/変更する方法についてはGUICtrlUpdate...を参照。

インプットコントロールをパスワード入力用(入力がアスタリスクで隠されます)に定義する場合は$ES_PASSWORDスタイルを使用してください。

このコントロールにファイル名をドラッグアンドドロップできるようにしたい場合はGUICreate()WS_EX_ACCEPTFILES拡張スタイルを追加し、状態に$GUI_DROPACCEPTEDを設定してください。
コントロールに複数のファイルがドラッグアンドドロップされた場合、GuiCtrlReadを使用して"|"で区切られたファイル名を取得することができます。

上で指定されている値を使用するためにはスクリプトに#include <EditConstants.au3>と書く必要があります。

デフォルトのサイズ変更方法は$GUI_DOCKSIZEです。

 

関連

GUICoordMode (Option), GUICtrlUpdate..., GUIGetMsg, GUICtrlRead, GUICtrlCreateUpdown, GUICtrlSetLimit

 


#include <GUIConstantsEx.au3>

Opt('MustDeclareVars', 1)

Example()

Func Example()
    Local $file, $btn, $msg
   
    GUICreate(" My GUI input acceptfile", 320, 120, @DesktopWidth / 2 - 160, @DesktopHeight / 2 - 45, -1, 0x00000018); WS_EX_ACCEPTFILES
    $file = GUICtrlCreateInput("", 10, 5, 300, 20)
    GUICtrlSetState(-1, $GUI_DROPACCEPTED)
    GUICtrlCreateInput("", 10, 35, 300, 20)     ; ドラッグ&ドロップでのファイル入力不可
    $btn = GUICtrlCreateButton("Ok", 40, 75, 60, 20)

    GUISetState()

    $msg = 0
    While $msg <> $GUI_EVENT_CLOSE
        $msg = GUIGetMsg()
        Select
            Case $msg = $btn
                ExitLoop
        EndSelect
    WEnd

    MsgBox(4096, "drag drop file", GUICtrlRead($file))
EndFunc   ;==>Example