Function Reference

_WordPropertyGet

Wordアプリケーションの選択したプロパティを返します。

#include <Word.au3>
_WordPropertyGet ( ByRef $o_object, $s_property )

 

パラメータ

$o_object Word.Applicationのオブジェクト変数
$s_property プロパティ選択 (注意を参照)

 

返し値

成功: 選択されたプロパティの値
失敗: 0を返し@ERRORを設定します
@Error: $_WordStatus_Success = 正常終了
$_WordStatus_InvalidDataType = 無効なデータ型
$_WordStatus_InvalidObjectType = 無効なオブジェクト型
$_WordStatus_InvalidValue = 無効な値
@Extended: 無効なパラメータの数を格納

 

注意

より詳しい情報はMSDNを参照。

利用可能な各プロパティの説明については次の表を参照。

Wordアプリケーションプロパティ

プロパティ 説明
"activeprinter" アクティブなプリンタの名前を返します。
"capslock" CAPS LOCKキーがオンになっているかどうかを表すブール値を返します。
"screentips" コメント、脚注、エンドノート、ハイパーリンクをチップとして表示するかどうかを表すブール値を返します。
"scrollbars" 1つのドキュメントウィンドウでもスクロールバーを表示するかどうかを表すブール値を返します。
"statusbar" ステータスバーを表示するかどうかを表すブール値を返します。
"height" アクティブなドキュメントウィンドウの高さを返します。
"language" Microsoft Wordユーザーインターフェイスでの選択言語を表すMsoLanguageID定数を返します。
"left" アクティブなドキュメントの水平位置を表す整数を返します。
"numlock" NUM LOCKキーの状態を返します。数字キーパッドのキーが数字入力状態の場合Trueを、移動状態の場合Falseを返します。
"path" 指定したオブジェクトのディスク上、ウェブ上のパスを返します。
"screenupdating" スクリーン更新がオンになっているかどうかを表すブール値を返します。
"startuppath" スタートアップフォルダの完全なパスを返します。最後のセパレータは含みません。
"top" アクティブなドキュメントの垂直位置をポイント単位で返します。
"version" Microsoft Wordのバージョン番号を返します。
"visible" 指定されたオブジェクトが表示されているかどうかを表すブール値を返します。
"width" 指定したオブジェクトの幅をポイント単位で返します。
"windowstate" 指定したドキュメントウィンドウ、タスクウィンドウの状態を返します。

 

関連

_WordPropertySet

 


; *******************************************************
; 例 1 - Wordウィンドウを作成。ドキュメントを開き、ステータスバーが表示されているかどうかを調べる
;               表示されていれば非表示にし、非表示であれば表示する
; *******************************************************
;
#include <Word.au3>
$oWordApp = _WordCreate (@ScriptDir & "\Test.doc")
If _WordPropertyGet ($oWordApp, "statusbar") Then
    MsgBox(0, "StatusBar Status", "StatusBar Visible, turning it off.")
    _WordPropertySet ($oWordApp, "statusbar", False)
Else
    MsgBox(0, "StatusBar Status", "StatusBar Invisible, turning it on.")
    _WordPropertySet ($oWordApp, "statusbar", True)
EndIf