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座屈解析

線形座屈解析では初期剛性行列が *BUCKLE ステップで指定された荷重と対応する初期応力行列によって増大され、係数がかけられます。これがいわゆる座屈係数で、この係数は結果行列が最低固有周波数としてゼロを持つように決定されます。端的に言えば、座屈荷重は座屈係数にステップの荷重をかけたものになります。座屈係数は常に.datファイルに保存されます。*BUCKLE ステップで指定された荷重には規定変位は含まれていはいけません。

*STEP カードで摂動パラメーターが有効になっていない場合、初期剛性行列は荷重のかかっていない構造体の剛性行列と一致します。

摂動パラメーターが有効担っている場合、初期剛性行列は変形を含みます。また応力剛性行列は(存在する場合には)座屈ステップの前に実行された最後の静的・動的ステップの最終状態での変形・応力と対応し、材料パラメーターはそのステップの最終状態での温度に基づいて決定されます。これによって先行する荷重の効果が座屈解析に取り入れられます。

座屈ステップでは前のステップでの全荷重が取り除かれ、座屈ステップでの荷重に置き換えられます。この荷重は座屈ステップの最後にゼロにリセットされます。従って座屈ステップで中断される静的ステップを再開するためには座屈ステップの後で荷重を再度設定する必要があります。温度荷重は内因的非線形性(材料特性は通常、温度によって変化します)があるため、このタイプの荷重は線形座屈ステップでは使用できません。温度荷重が問題になる場合は代わりに非線形な静的・動的計算を行なう必要があります。


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guido dhondt 2016-03-08