FreeCADメモ

画面の見方

2015/3/25
バージョン0.14

FreeCADを使うための基本的な画面の見方を説明します。

画面の構成

通常、FreeCADでモデリングをおこなう場合は以下のようにコンボ・ビューと3Dビューを表示した状態にします。そうなっていない場合はメニューの[View]-[Views]で「Combo View」のみにチェックされた状態にすると変更が可能です。

GUI_Layout コンボ・ビューと3Dビューを表示した状態
Menu_View_Views [View]-[Views]

ツールバー

FreeCADには形状を操作するための多くのツールがあり、各ツールは「ワークベンチ」というグループに分けられています。ワークベンチはツールバーにあるドロップダウン・ボックス PartDesignワークベンチ で切り替えることができます。ワークベンチを切り替えるとそれにともなって表示されるツールバーも切り替わります。ツールバーをカスタマイズすることも可能です(参照 - ツールバーのカスタマイズ)。

GUI_Layout_Toolbar Partワークベンチを表示したツールバー

3Dビュー

3Dビューではマウス操作でのオブジェクトの選択、編集、表示をおこなうことができます。

GUI_Layout_3DView 3Dビュー

コンボ・ビュー

コンボ・ビューは「モデル」、「タスク」、「ビュー・プロパティー」、「データ・プロパティー」の4つのパネルから構成されます。それぞれのパネルの役割は次の通りです。

GUI_Layout_Tree_Model コンボ・ビュー
  • モデル

    コンボ・ビュー上側の「Model」タブに表示され、作成した形状、操作がツリー形式で表示されます。ツリーの構造は形状に対しておこなった操作履歴を表し、後で説明するデータ・プロパティーと組み合わせて使うことでオブジェクトに対する操作を後からパラメトリックに変更することができます。

    GUI_Layout_Tree_Model 直方体が1つ置かれたモデル・ツリー
    GUI_Layout_Tree_Model2 操作履歴がツリーとして表示される
  • タスク

    コンボ・ビュー上側の「Tasks」タブに表示され、現在、実行しているツールを操作するためのコントロールが表示されます。ツールによっては操作中に(アプリケーションの終了など)他の操作ができなくなるものがあります。その場合は[OK][Cancel]をクリックしてタスクを終了します。

    GUI_Layout_Tree_Task 押し出しツール操作中のタスク・パネル
  • ビュー・プロパティー

    コンボ・ビュー下側の「View」タブに表示され、モデル・ツリーで選択されているオブジェクトの表示にかかわるプロパティ―が表示されます。オブジェクトの色、透明度、表示スタイルなどはここで変更することができます(参照 - 部品の表示設定)。

    GUI_Layout_Property_View ビュー・プロパティー
  • データ・プロパティー

    コンボ・ビュー下側の「Data」タブに表示され、モデル・ツリーで選択されているオブジェクトの位置・形状にかかわるプロパティ―が表示されます。オブジェクトの位置、適用されているツール操作のパラメーターなどはここで変更することができます。

    GUI_Layout_Property_Data データ・プロパティー

その他のビュー

メニューの[View]-[Views]でコンボ・ビュー以外のビューも表示することができます。それぞれのビューの機能は次の通りです。

  • ツリー・ビュー

    コンボ・ビューにあるものと同じモデル・ツリーを単独のパネルとして表示します。

  • プロパティー・ビュー

    コンボ・ビューにあるものと同じビュー・プロパティー、データ・プロパティーを表示します。

  • セレクション・ビュー

    現在、3Dビュー上で選択されているオブジェクトのオブジェクト名を表示します。

    GUI_Layout_SelectionView セレクション・ビュー
  • Pythonコンソール

    FreeCADではGUIでおこなった操作はいったんPythonスクリプトに変換された後で実行されます。PythonコンソールではこのPythonスクリプトを確認したり、逆に直接Pythonのソースコードを入力することでFreeCADを操作することができます。

    GUI_Layout_PythonConsole Pythonコンソール
  • レポート・ビュー

    Pythonコンソール内やその他FreeCAD上で実行されるPythonコードで実行されたメッセージ・コマンドが表示されます。レポート・ビューを使用するにはまずメニューの[Edit]-[Preferences]で開くPreferencesダイアログの「Output Window」タブで以下の項目にチェックを入れておく必要があります。

    • Redirect internal Python output to report view
    • Redirect internal Python error to report view
    Preference_OutputWindow_Redirect Preferences ダイアログの Output Window タブ

    レポート・ビューに出力をおこなうにはFreeCADモジュール内のConsoleを使用します。例えば以下のようにPrintMessage、PrintWarning、PrintErrorを使って出力をおこないます。

    from FreeCAD import Console
    Console.PrintMessage("My message\r")
    Console.PrintWarning("My warning message\r")
    Console.PrintError("My error message\r")
    GUI_Layout_ReportView 実行結果