FreeCADメモ

起動しない場合に確認すること

2016/6/11
バージョン0.16 バージョン0.15
FreeCADをインストール後、正常に起動できない場合の確認事項をまとめています。
  1. ユーザー名、インストールパスの確認

    ユーザー名、インストールパス(既定では「C:\Program Files\FreeCAD (バージョン番号)\bin\FreeCAD」)に日本語など英数字以外の文字が含まれているとFreeCADが正常に起動できない可能性があります。ユーザー名、インストールパスに日本語文字など英数字以外が含まれていないかを確認して、含まれている場合は変更してください。
    Windowsの場合、ユーザー名を変更してもアプリケーションデータフォルダ(%AppData%)に古いユーザー名が残る場合があります。その場合は新しいユーザーアカウントを作成し、FreeCADはそのアカウントで使うことで問題を回避できます。
  2. インストーラーの確認

    FreeCADのインストーラーはGit Hub(FreeCADインストーラー配布ページ)からダウンロードできます。
    例えばバージョン0.15の場合、各OSごとのインストーラーは以下のとおりです。
    • 64bit版 Windows:「FreeCAD-0.15.4671_x64_windows_setup.exe」
    • 32bit版 Windows:「FreeCAD-0.15.4671_x86_windows_setup.exe」
    • Max OS X: 「FreeCAD-0.15.4671_x64_mac_osx.zip」

    インストーラーが壊れていないか確認するためにインストーラーを右クリックしてサイズを確認します(以下はWindows7上で確認したサイズ)。
    • FreeCAD-0.15.4671_x64_windows_setup.exe:
      • サイズ 192 MB (202,240,919 バイト)
      • ディスク上のサイズ 192 MB (202,244,096 バイト)
    • FreeCAD-0.15.4671_x86_windows_setup.exe:
      • サイズ 167 MB (175,316,529 バイト)
      • ディスク上のサイズ 167 MB (175,316,992 バイト)
    • FreeCAD-0.15.4671_x64_mac_osx.zip:サイズ192 MB (202,240,919 バイト)
      • サイズ 119 MB (125,042,233 バイト)
      • ディスク上のサイズ 119 MB (125,042,688 バイト)
  3. グラフィックカードの確認

    • FreeCADが動作するにはシステムがOpenGLをサポートしている必要があります(最近のシステムのほとんどはOpenGLをサポートしています)。
    • 可能であればBlenderなどFreeCAD以外のOpenGLを使っているソフトウェアをインストールして正常に起動できるか確認します。もしできなければグラフィックカードに問題がある可能性が高いです。
    • グラフィックカードとドライバーの組み合わせが正しいかを確認します。
      FreeCAD公式ページではIntelのオンボードグラフィックカードのシステムに誤ってATIのドライバーがインストールされていたためにFreeCADが異常終了した例が紹介されています。
      組み合わせが正しくない場合は誤ったドライバーをアンインストールしてから、改めてFreeCADをインストールします。
    • 可能であればグラフィックカードのドライバーを最新のものに更新します。グラフィックカードのドライバーはそれぞれのメーカー(NVIDIA、ATIなど)のページで配布されています。
  4. ライブラリーの確認

    システムに不整合があるとFreeCADが適切なライブラリーを検出できずに起動できなくなる場合があります。
    FreeCAD公式ページでは不適切なやり方でGUIフレームワークのQt3やQt4がインストールされていると、FreeCADが起動できなくなる例が紹介されています。
    その場合、そのQt3やQt4を使っているソフトウェアをアンインストールすることでFreeCADが正常起動できる可能性があります。
  5. FreeCAD設定ファイルの確認

    FreeCAD設定ファイルが壊れるとFreeCADが起動できなくなる場合があります。その場合、次のようにして壊れたFreeCAD設定ファイルを削除します。
    • Windowsの場合、「%APPDATA%\FreeCAD\system.cfg」を削除します。
    • Mac・Linuxの場合、「$HOME/.FreeCAD」を削除します。
  6. それでも解決しない場合

    「--write-log」オプションを付けてFreeCADをコマンドラインで起動すると(Windowsの場合はコマンドプロンプト、Mac・Linuxの場合はターミナルを使用)ログファイルが出力されるのでそれを添付してFreeCADフォーラムで質問してください。
    • コマンドライン例(Windows、FreeCAD 0.15の場合)
      >"C:\Program Files\FreeCAD 0.15\bin\FreeCAD" --write-log
    • ログファイルのパス
      • Windowsの場合、「%APPDATA%\FreeCAD\FreeCAD.log」
      • Mac・Linuxの場合、「$HOME/.FreeCAD/FreeCAD.log」
    • FreeCADフォーラム
参照
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