ピーターパンとウェンディ ジェームス・マシュー・バリー

ちいさな家


おろかなトゥートルズは、他の男の子達が武器をもって木から飛び出してきたときに、ウェンディの死体の上に征服者のように立っていました。

「遅いね」トゥートルズは誇らしげにいいました。「ウェンディは矢で射落しちゃったよ。ピーターは僕のしたことによろこぶだろうなぁ」

頭の上ではティンカーベルが「すっとこばか」と叫んで、一直線に飛んでいって隠れてしまいました。他の男の子達は、ティンクのいったことは聞いていません。ウェンディの周りにあつまって見ていると、森にはまったくの静けさが訪れました。もしウェンディの心臓が脈打っていたのなら、みんなに聞こえたことでしょう。

スライトリーが最初に口火をきって、「鳥じゃないね」とおびえた声で言いました。「僕が思うに女の人にちがいないね」

「女の人?」トゥートルズは、身震いを感じながら言いました。

「僕らがこの女の人を殺しちゃったんだ」ニブスはかすれた声で言いました。

みんな帽子を脱ぎました。

「うんわかったぞ」カーリーは、悲しみのあまり地面に倒れこみながら言いました。「ピーターがこの女の人を僕らのところに連れてきてくれたんだ」

「とうとう僕らの世話をしてくれる女の人がきてくれたのに、でも君が殺しちゃった」双子のかたわれが言いました。

トゥートルズのこともかわいそうに思いましたが、それよりもっと自分たちのことをかわいそうに思ったのでした。トゥートルズが仲間の方に一歩近づくと、みんなは背を向けてはなれました。

トゥートルズの顔は真っ青でしたが、今までには決して見られなかった威厳に満ちていました。

「僕がやったんだ」トゥートルズは繰り返し言いました。「女の人が夢で僕のところにやってきたときは“きれいなおかあさん、きれいなおかあさん”と言ってたのに。とうとう実際に来た時には、僕が矢で射っちゃったんだ」

トゥートルズは力なく立ち去りました。

「行っちゃだめだよ」みんなはかわいそうに思って呼びとめましたが、 「行かなくっちゃ」トゥートルズは身震いしながら答えました。「ピーターがこわいもの」

この悲劇的なまさにその時、みんなは心臓が口から飛び出しそうになるほどびっくりする音を聞きつけました。ピーターの時を告げる声を聞いたのでした。

「ピーター!」みんながさけびました。時を告げる声はいつもピーターが帰ってきたときのしるしでしたから。

「女の人を隠さなきゃ」みんなはささやいて、急いでウェンディの周りに集まりました。ただトゥートルズは一人離れてぼうぜんと立ちつくしていました。

ふたたび時を告げる声が鳴り響きました。そして、ピーターがみんなの前に空から登場しました。「よぉ、手下ども」ピーターはさけびました。ただ男の子達は沈んだ感じであいさつを返すだけで、再び沈黙が訪れました。

ピーターはまゆをひそめました。

「僕が帰ってきたんだぞ」ピーターはムッとして言いました。「なんでお祭りさわぎにならないんだ?」

みんな口は開きましたが、とても歓声をあげることはできませんでした。ピーターはみんなのそんな様子をちらっと見ると、すばらしいニュースがあると口を開きました。

「すごいニュースだ、手下ども、とうとうおまえたちみんなにお母さんを連れてきたんだぞ」

依然としてしーんとしています。トゥートルズのドスンといった両ひざを落とす小さな音以外は。

「女の人を見なかったか?」ピーターは困ってたずねました。「こっちの方にとんできたんだ」

「ああ僕が」声がひとつ聞こえました。そして別の声が「なんて悲しい日なんだ」と。

トゥートルズは立ちあがると「ピーター」とおちついた口調で言いました。「女の人をみせるよ」そして、他の男の子達がまだ女の人を隠そうとするので「双子うしろへ、ピーターに見せるんだ」と言いました。

みんな後ろに下がって、ピーターに見せました。ピーターは、ちょっと見ただけではなにが起こっているのか分かりませんでした。

「死んでる」ピーターは不機嫌にいいました。「たぶん彼女自身、死んだことに恐がってるんだ」

ピーターは女の人が見えなくなるまでおどけて立ち去って、それ以上その場所に近づかないようにしようかと思いました。ピーターがそうすれば、男の子達みんなも喜んでそれに従ったことでしょう。

でも矢が突きささっていたのでした。矢を心臓から抜くと、手下の一団をじっと見つめました。

「だれの矢だ?」ピーターはきびしく追求しました。

「僕のです、ピーター」トゥートルズはひざまずいて言いました。

「ひきょうもの」ピーターはそういうと、矢を突きさすためにふりあげました。

トゥートルズは逃げようとせず、胸をはだけて「突きさしてください、ピーター」と覚悟を決めて言いました。「本当に突きさしてください」

2回ピーターは矢を振り上げましたけれど、2回とも手をおろしました。「僕には突きさせないや」ピーターは恐れをなして言いました。「なにかが僕の手をとめてるんだ」

みんな不思議そうにピーターをみました。ただニブスはといえば、幸運なことにウェンディを見ていたのでした。

「彼女だよ、ウェンディっていう女の人だ。みてよ、彼女の腕だよ」

すばらしいことに、ウェンディが自分の腕をあげていたのでした。ニブスはウェンディの上にかがみこむとうやうやしく耳を傾け、「ぼくが思うには、“かわいそうなトゥートルズ”って言ってるよ」と言いました。

「生きてる」ピーターは手短に言いました。

スライトリーはすぐにさけびました。「ウェンディという女の人は生きてる」

それからピーターはウェンディのそばにひざまづき、ピーターのボタンを見つけました。覚えてらっしゃるでしょうか、ウェンディはそれにくさりをつけて首のまわりにかけていたのでした。

「みろ、矢はこれにつきささったんだ。これは僕がウェンディにあげたキスだ。これがウェンディの命を救ったんだ」

「ぼくもキスはおぼえてるや」スライトリーはすぐに口をはさみました。「見せて、あぁ、それは間違いなくキスだよ」

ピーターは、スライトリーの言うことは聞いていません。ウェンディがすぐによくなるように、そうしたら人魚をみせてあげられるからと願っていたのでした。もちろんウェンディはひどく弱っていたので、まだ答えられませんでしたけど、頭上からは残念がるような声が聞こえました。

「ティンクに耳をすませてごらん」カーリーは言いました。「ウェンディが生きてるもんだから、残念がってるんだ」

それで男の子達は、ピーターにティンクが犯した悪事を言いつけなければなりませんでした。そんなにきびしいピーターはいままで見たことがありません。

「聞けよ、ティンカーベル! もうおまえとは友達でもなんでもない! 永遠に僕の前に姿をあらわすんじゃない!」

ティンクはピーターの肩に飛んできて嘆願しましたが、ピーターははたき落としました。ただウェンディが再び腕をあげたので、ようやく態度を和らげてこう言いました。「よし、永遠にじゃなくて、まるまる一週間だ」

ティンカーベルは、ウェンディが腕をあげてくれたことに感謝したと思います? いいえぜんぜん、感謝どころかこれほどウェンディをつよくつねりたいと思ったこともなかったぐらいでした。妖精っていうのはホントに変わっていて、妖精を良く知っていたからこそ、ピーターはよく平手打ちしたものです。

でもこんなに弱っている状態のウェンディにどうしてあげたらいいんでしょう? 

「家まで運んで行こう」カーリーが提案しました。 「うん」とスライトリー。 「女の人にはそうするものだ」 「いやいや」ピーターは言いました。「さわるんじゃない。それじゃあ十分に礼儀正しいとは言えないんだ」

「それこそ」スライトリーは言いました。「僕が考えてたことだな」

「でもこのままここに横たえておいたら、」トゥートルズは言いました。「死んじゃうよ」

「うん死んじゃう」スライトリーは認めました。「でも他に方法がないんだもの」

「いや、ある」ピーターは言いました。「周りに小さな家を作るんだ」

みんな大喜びでした。「いそげ」命令が下りました。「めいめい持ってるもののうち、一番いいものをもってくるんだ。家をひっかきまわせ。てきぱきやるんだ」

その瞬間に、みんなは婚礼前夜の仕立て屋みたいに大忙しになりました。みんなはあちこち駆けずりまわって、ベッドの用意のために降りていったと思えば、薪集めのために登ってくるといった具合でした。みんなが取りかかっている時まさに姿を見せたのは、ジョンとマイケルでした。2人は地面の上をのろのろと進み、立ったまま寝て止まったり起きてみたり、一歩進んだと思うとまた寝たり、といった様子なのでした。

「ジョン、ジョン」マイケルは言いました。「起きてよ、ナナは、ジョン、ママは?」

そうするとジョンは目をこすって、こうむにゃむにゃ言いました。「ホントだよ、飛んだんだってば」

あなたも思った通り、2人はピーターを見つけてとてもほっとしました。

「やあピーター」2人がいうと「やあ」と友好的な返事を返しましたが、ピーターは2人のことはすっかり忘れていました。その時はウェンディのための家をどれくらいの大きさにしたらいいか、自分の足でウェンディの大きさをはかるのに大忙しだったのです。もちろん椅子とテーブルを置く場所は、残しておくつもりでした。ジョンとマイケルは、ピーターを見守りました。

「ウェンディは寝てるの?」2人はたずねました。 「そうだよ」

「ジョン」マイケルが言いだしました。「お姉ちゃんを起こして、晩ごはんを作ってもらおうよ」ただそう言った時も、他の男の子達の何人かが家を建てるための小枝を運んで駆けこんできました。「やつらを見なよ」マイケルは言いました。

「カーリー」ピーターはいかにも隊長らしい声でいいました。「そいつらにも家をつくる手伝いをさせるんだ」 「アイアイサー」 「家をたてるの?」ジョンが興奮していいました。 「ウェンディのために」カーリーはいいました。 「ウェンディのために?」ジョンは、びっくりぎょうてんして言いました。「どうして、女の子なんかのために!」

カーリーは説明しました。「僕たちが彼女の召使だというのがその理由だな」

「君が? ウェンディの召使!」 「もちろん、おまえもだ。一緒にむこうへ行くんだ」ピーターは言いました。

びっくりぎょうてんしている兄弟は引きずられていき、木を切ったり倒したり運んだりさせられました。 「椅子と暖炉が最初だ」ピーターはそう命令しました。「それからその周りに家をたてるんだ」

「そう」スライトリーは言いました。「それが家の建て方なんだ、思い出してきたよ」

ピーターはあらゆることを思いつきます。「スライトリー、お医者さんをつかまえてくるんだ」なんていいだしました。

「はい」スライトリーはすぐに返事をすると、頭をかきむしりながら姿を消しました。でもピーターには逆らっちゃいけないと知っていたので、すぐにジョンの帽子をかぶって、まじめな雰囲気でもどってきました。

「どうぞ、」ピーターは近づきながらいいました。 「お医者様ですか?」

そんなときピーターと他の男の子の違いは、他の男の子達にはそれが“ごっこあそび”だってことがわかってましたけど、ピーターには“ごっこあそび”と本当のことの区別が全くつかないのでした。これは時々、他の男の子達にとってはやっかいなことで、夕ごはんを食べちゃったごっこをしなきゃいけないときなんかが、特にそうです。

もし、ごっこ遊びを途中でやめたりしたら、ピーターに指をぴしゃりとぶたれるのでした。

「ええ、君」スライトリーは、びくびくしながら答えました。以前にぶたれた指はあかぎれになっていました。

「どうぞ」ピーターは説明しました。「女の人がとっても具合が悪くて横になっているんです」

ウェンディは足元に横になっていました。でもスライトリーは見えないフリをしました。

「ちぇ、ちぇ、ちぇ」スライトリーは舌打ちしました。「一体どこにいるんだい?」 「むこうの空き地です」

「ガラスの体温計を口に入れないと」スライトリーは言った後、そうするフリをしました。その間ピーターはじっと待っています。ガラスの体温計を口から出すときが、ドキドキする瞬間でした。

「どんな具合です?」ピーターはたずねました。

「ちぇ、ちぇ、ちぇ」スライトリーは言いました。「これで治りましたぞ」

「うれしいです」ピーターは大きな声をだしました。

「夕方にでもまたよんでください。吸いさしつきの容器で、病人用の牛肉スープを飲ませてください」スライトリーはそう言いました。ただ帽子をジョンに返すと大きく息をはきました。それは、スライトリーが難しいことを切りぬけたときのくせでした。

その間もずっと森では、おのの音が鳴り響いていました。居心地よく暮らすのに必要なものはすべて、ウェンディの足元に揃っていました。

だれかが言いました。「もし彼女がどんな家が好みなのかわかりさえしたらなぁ」 「ピーター」ほかのだれかが言いました。「寝てるのに動いたよ」

「口も開いた」3人目が失礼にならないように、口の中をのぞきこみながら言いました。「かわいいなぁ!」

「たぶん寝てても歌いだすよ」ピーターは言いました。

「ウェンディ、どんな家に住んでみたいのか歌ってくれないかい」

すぐ、目を閉じたままウェンディは歌い始めました。

「わたしはかわいい家がいい みたことないほど小さくて おかしな小さな赤いかべ そして屋根はもちろん こけで覆って緑色」

この歌に男の子達は、喜びのあまりのどをごほごほ鳴らしました。というのもホントに幸運なことに運んできた小枝は赤い樹液でべたべたしていましたし、地面はあたり一面こけで覆われていたからでした。男の子達はその小さな家をガタガタ組み立てながら、急に歌い始めました。

「かべとやねのついた小さな家をつくっちゃった。 すてきなドアもつけちゃった。 ぼくらに言ってよ、ウェンディおかあさん あとまだなにがほしい?」

この歌にウェンディは欲張りにもこう答えました。

「あらホント、次にほしいのは まわり全部をあかるいまどに、 バラがのぞき、あかんぼうたちが外をみる」

こぶしの一撃で窓をつくると、大きな黄色い葉っぱをブラインドにしました。でもバラは...

「バラだ」ピーターはするどい声で命令しました。

すぐにみんなは、壁に美しいバラを育てるフリをしました。

あかんぼうたちは?

ピーターがあかんぼうたちと命令する前に、男の子達はまた急いで歌いだしました。

「バラがのぞいてるようにしましたよ あかんぼうたちはドアのところに ぼくらはあかんぼうたちにはなれないや、 だってもう大きいんだもの」

ピーターはこれはいいアイデアだとみると、すぐに自分で思いついたフリをしました。その家はホントにきれいで、ホントにウェンディは家の中で居心地が良さそうでした。もちろん家の中のウェンディの姿は見えません。ピーターは行ったり来たり、最後の仕上げを指示しながら大またで歩きました。ピーターのタカのような目をもってして、なにも見過ごすことはありませんでした。完全に出来上がったように見えたその時、ピーターは「ノッカーがドアのところにないぞ」と言いました。

男の子達はとても恥ずかしく思いましたが、トゥートルズが靴底を提供し、すばらしいノッカーになりました。

みんな完全に出来上がったと思いました。

あとほんの少しでした。「えんとつがないじゃないか」ピーターが言いました。「えんとつは一本はどうしたっているぞ」

「えんとつはどうしたって一本は必要だね」ジョンはもったいぶって言いました。これを聞いてピーターはピンときて、ジョンの頭から帽子をひったくると、底をぶちやぶって屋根の上にのせました。小さな家はこんなにも立派なえんとつがついてとってもよろこんで、“ありがとう”とでも言うみたいに、帽子からすぐに煙をもくもくとはきました。

さてこれで本当にオシマイで、あとはドアをノックするだけでした。

「身なりを整えるように、第一印象ってのがすごく大切なんだ」

ピーターは第一印象ってなに? と誰にも聞かれなくてほっとしました。みんな身なりを整えるのにおおいそがしです。

ピーターは礼儀正しくノックしました。そしてコドモ達と同じように森もしーんと静まりかえり、ティンカーベル以外からは物音ひとつしません。ティンクは木の枝のところから見守っており、みせびらかすようにせせら笑っていたのでした。

男の子達がとまどっていたのは、ノックにはだれが答えるんだろう? ってことでした。もし女の人なら、どんな女の人なんでしょう? 

ドアが開いて、女の人が一人出てきました。ウェンディでした。みんなは急いで帽子を脱ぎました。

ウェンディは当然のことながら驚いたようで、これこそまさにみんながそうあってほしいと望んだとおりでした。

「わたしはどこにいるの?」ウェンディは言いました。

もちろんスライトリーが最初に口をはさみ、急いでこう言いました。「ウェンディさん、あなたのために僕らで家を建てたんです」

「どうか、うれしいわっていってください」ニブスは叫びました。

「すばらしくステキな家だわ」ウェンディが言い、それこそまさにみんながそういってほしいと望んだとおりの言葉でした。

「それで僕らがあなたのコドモなんです」双子はいいました。

みんなひざまずいて手を伸ばして「ウェンディ、どうか僕らのお母さんになってください」と叫びました。

「わたしがお母さんになるですって?」ウェンディは目を輝かせながら言いました。「もちろんすごく楽しそうだけど、まだわたしは小さな女の子なの、ホントのお母さんの経験もないし」

「問題ないね」ピーターは、今やすっかり自分だけが何もかも心得てるかのように言いました。でも実際は、一番なにも知らないのです。「僕らに必要なのは、まさに思いやりのあるお母さんみたいな人なんだ」

「あら」ウェンディは言いました。「それならわたしがぴったりじゃなくて?」

「そうです、そうです」みんなが声をそろえて言いました。「すぐにわかりましたよ」

「いいでしょう」ウェンディは言いました。「ちゃんとやるわ、さあ入ってらっしゃい、わんぱくぼうやたち。足は濡れているでしょう。寝るまでに、シンデレラの話をじゅうぶん最後までしてあげられるわ」

みんなが中に入りました。そんなに広かったのかなんて事は、わたしにはわかりません。ネバーランドでは、すごくぎっしりつめこむことができるのです。そしてそれがウェンディと過ごしたたくさんの楽しい夕べの最初でした。やがてウェンディは、木々の地下にある家の広いベッドにみんなを寝かしつけると、その夜は自分は一人で小さな家で寝ました。そしてピーターはむきだしの剣をもって、外で番にあたったのでした。なぜなら海賊たちが遠くで酒盛りをする声が聞こえましたし、狼たちがうろついていたからでした。小さな家は暗闇の中でもブラインドを通して明るい明かりがもれ、煙突からは優雅に煙が立ち昇っていて、ピーターが立ったまま番をしていたので、とても居心地が良く安全そうに見えました。しばらくすると、ピーターも寝こんでしまいました。どんちゃんさわぎからの帰りで、ふらふらになった妖精たちのいく人かは、ピーターの上をよじ登って行かなければなりません。他の男の子達なんかが夜に妖精の通り道をじゃました日にはたっぷりいたずらされたことでしょうが、ピーターだったので鼻をつねるくらいで通りすぎて行ったのでした。


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