オズの魔法使い ライマン・フランク・ボーム

おうちに帰る


エムおばさんはちょうど、キャベツに水をやりに家から出てきたところでしたが、顔をあげると自分に向かって走ってくるドロシーが目に入りました。

「愛しい子!」と叫んで、おばさんは少女を抱きしめて顔中にキスをしました。「いったいぜんたいどこからきたんだね?」

ドロシーは重々しく申しました。「オズの国からよ。そしてトトもいるわ。そして、ああエムおばさん! おうちに帰れてほんとうによかった!」


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