ブラウザを閉じ、そのオブジェクト参照を削除します。
#include <IE.au3>
_IEQuit ( ByRef $o_object )
パラメータ
$o_object | InternetExplorer.Applicationのオブジェクト変数 |
返し値
成功: | 1を返します |
失敗: | 0を返し@ERRORを設定します |
@Error: | 0 ($_IEStatus_Success) = 正常終了 |
3 ($_IEStatus_InvalidDataType) = 無効なデータ型 | |
4 ($_IEStatus_InvalidObjectType) = 無効なオブジェクト型 | |
@Extended: | 無効なパラメータの番号が格納されています |
注意
_IEQuitはInternet Explorerのインスタンスを非表示で作成、使用している場合に特に重要です。表示されているブラウザのインスタンスを使用しているAutoItが終了する場合、ブラウザは実行され続け、表示されているウィンドウはユーザーの管理下にはいります。しかしブラウザのインスタンスが非表示の場合、AutoItがブラウザのプロセスを残して終了するとユーザーがブラウザを操作できないので、残されたIexplore.exeはシステム上で実行され続けます。従ってスクリプト終了後にブラウザのプロセスが必要でない場合は必ず_IEQuitを呼ぶようにした方が良いでしょう。
関連
_IEAttach, _IECreate
例
; *******************************************************
; 例 1 - 非表示のブラウザウィンドウを作成。ウェブサイトに移動し、
; 情報取得後、終了
; *******************************************************
;
#include <IE.au3>
$oIE = _IECreate ("http://sourceforge.net", 0, 0)
; ページ上の"sfmarquee"という名前の要素のinnerTextを表示
$oMarquee = _IEGetObjByName ($oIE, "sfmarquee")
MsgBox(0, "SourceForge Information", $oMarquee.innerText)
_IEQuit ($oIE)