指定されたスタイル、幅、色の論理ペンを作成します。
#Include <WinAPI.au3>
_WinAPI_CreatePen($iPenStyle, $iWidth, $nColor)
パラメータ
$iPenStyle | ペンのスタイルを指定します。次の値のいずれかです: PS_SOLID - 実線のペンです。 PS_DASH - 破線のペンです。このスタイルはペン幅が1またはデバイス単位より小さい場合のみ有効です。 PS_DOT - 点線のペンです。このスタイルはペン幅が1またはデバイス単位より小さい場合のみ有効です。 PS_DASHDOT - 一点鎖線のペンです。このスタイルはペン幅が1またはデバイス単位より小さい場合のみ有効です。 PS_DASHDOTDOT - 二点鎖線のペンです。このスタイルはペン幅が1またはデバイス単位より小さい場合のみ有効です。 PS_NULL - 見えないペンです。 PS_INSIDEFRAME - 実線のペンです。境界長方形を指定するGDI描画関数でこのペンを使うとペン幅が考慮され、その長方形に完全に収まるように図形が縮小されます。ジオメトリックペンにのみ適用されます。 |
$iWidth | ペンの幅を論理単位で指定します。 |
$nColor | ペンの色(BGR)を指定します。 |
返し値
成功: | 論理ペンを識別するためのHPEN値 |
失敗: | 0 |
注意
ペンは後でデバイスコンテキストで選択され、線や弧の描画に使用されます。
関連
_WinAPI_MoveTo, _WinAPI_LineTo, _WinAPI_SelectObject, _WinAPI_DeleteObject, _WinAPI_DrawLine, _WinAPI_GetBkMode, _WinAPI_SetBkMode
こちらも参照
MSDNライブラリでCreatePenを検索して下さい。
例
#include <WindowsConstants.au3>
#include <WinAPI.au3>
ShowCross(@DesktopWidth / 2, @DesktopHeight / 2, 20, 2, 0xFF, 3000)
Func ShowCross($start_x, $start_y, $length, $width, $color, $time)
Local $hDC, $hPen, $obj_orig
$hDC = _WinAPI_GetWindowDC(0) ; 全体スクリーン(デスクトップ)のDC
$hPen = _WinAPI_CreatePen($PS_SOLID, $width, $color)
$obj_orig = _WinAPI_SelectObject($hDC, $hPen)
_WinAPI_DrawLine($hDC, $start_x - $length, $start_y, $start_x - 5, $start_y) ; 水平方向 左
_WinAPI_DrawLine($hDC, $start_x + $length, $start_y, $start_x + 5, $start_y) ; 水平方向 右
_WinAPI_DrawLine($hDC, $start_x, $start_y - $length, $start_x, $start_y - 5) ; 垂直方向 上
; _WinAPI_DrawLine($hDC, $start_x, $start_y + $length, $start_x, $start_y + 5) ; 垂直方向 下
_WinAPI_MoveTo($hDC, $start_x, $start_y + $length)
_WinAPI_LineTo($hDC, $start_x, $start_y + 5)
Sleep($time) ; 十字画面を指定した秒数だけ表示
; デスクトップをリフレッシュ(十字を消す)
_WinAPI_RedrawWindow(_WinAPI_GetDesktopWindow(), 0, 0, $RDW_INVALIDATE + $RDW_ALLCHILDREN)
; リソースを削除
_WinAPI_SelectObject($hDC, $obj_orig)
_WinAPI_DeleteObject($hPen)
_WinAPI_ReleaseDC(0, $hDC)
EndFunc ;==>ShowCross