FreeCADメモ

オブジェクトのコピー、移動

2017/9/29 更新
バージョン0.17

作成したスケッチやソリッドといったオブジェクトをコピーし、さらにそれを移動・回転する方法について説明します。

まずコピー元となる適当な形状を作成しておきます。

コピー元となる形状 コピー元となる形状

オブジェクトのコピー

  1. モデルツリーで作成したオブジェクトを選択し、右クリックメニューから「Copy」を選択します。

    ※Part Designワークベンチなど一部のワークベンチでは右クリックメニューに「Copy」などのメニューアイテムが表示されません。その場合はまずPartワークベンチPart workbenchへ移動してから操作を行います。

    CopyMoveObject2
  2. 選択したオブジェクトに依存元オブジェクトがある場合には次のようなダイアログが表示されるので「Yes」をクリックします(※「Yes」をクリックすると依存元オブジェクトも含めてコピーされ、「No」をクリックすると選択しているオブジェクトのみがコピーされます。違いについては後で説明します)。

    CopyMoveObject3
  3. 次にモデルツリー上で適当なオブジェクトを選択し、右クリックメニューから「Paste」を選択して実際にオブジェクトのコピーを作成します。

    CopyMoveObject4
  4. コピー結果は以下の図の様になります。

    依存元オブジェクトまで含めてコピーした場合 依存元オブジェクトまで含めてコピーした場合
    依存元オブジェクトをコピーしなかった場合 依存元オブジェクトをコピーしなかった場合

    依存元オブジェクト(例ではSketch)まで含めてコピーするとコピー元とコピー先に依存関係が無くなり、個別に編集を加えることができるようになります。一方、依存元オブジェクトをコピーしない場合、依存元オブジェクト(例ではSketch)に編集を加えるとその結果はコピー元オブジェクトとコピー先オブジェクト(例ではExtrudeとExtrude001)の両方に反映されます。

オブジェクトの移動

コピー直後はコピー元とコピー先は完全に重なっているので、次にコピー先オブジェクトを移動させます。オブジェクトの移動には、位置を数値で指定する方法とマウスでドラッグして指定する方法の2つがあります。

数値による位置の指定

モデルツリーで移動させたいオブジェクトを選択し、データタブのPlacementプロパティーで回転量(Angle)、回転軸(Axis)、位置(Position)を指定します。

データタブのPlacementプロパティー データタブのPlacementプロパティー

マウス・ドラッグによる位置の指定

  1. 移動させたいオブジェクトをモデルツリーで右クリックし、、右クリックメニューから「Transform」を選択します。

    CopyMoveObject7
  2. X、Y、Zの各方向ごとに3Dビュー上に矢印と球が表示されるので矢印をドラッグして平行移動、球をドラッグして回転を行います。平行移動、回転の刻み幅はタスク・タブで変更可能です。

    CopyMoveObject8
  3. タスク・タブの OK をクリックすると移動操作が終了します。

以上で、コピー先のオブジェクトの移動ができました。

コピー先のオブジェクトの移動例 コピー先のオブジェクトの移動例

コピー、移動(数値指定)はスケッチに対してもおこなえます。形状の断面図をスケッチとして作成し、複数コピーして位置調整後にロフトPart_Loftをおこなうと滑らかに変形する形状が作成できます(ロフトに関しては「断面形状をつないで複雑な形状を作成する(ロフト機能)」を参照)。

CopyMoveObject9 CopyMoveObject10 CopyMoveObject11