バージョン3.2.4.0からAutoItはUnicodeプログラムとしてリリースされています。Unicodeバージョンによって我々の国際的な友人たちはようやくAutoItで拡張文字とスクリプトを使うことができるようになったのです!
注意: UnicodeバージョンのAutoIt(AutoIt3.exe)とUnicodeモードでコンパイルされたスクリプトはWindows NT/2000/XP/2003/Vista以降でのみ動作します。Windows 9x系でスクリプトを実行するためには古いバージョンのAutoItを使用する必要があります。Windows 9x系と互換性がある最後のバージョンは3.2.12.xです。
AutoItはANSIまたは有効なBOM付きのUTF16(ビッグエンディアン、リトルエンディアン)/UTF8で書かれたスクリプトファイルを読み取ります。さらにFileReadLineのような関数は自動的にANSIと有効なBOMが見つかるUTF16/UTF8のテキストファイルからテキストを読み取ります。UTF8に関してはBOMがあるものと無いもの両方がサポートされています。
FileWriteLineのような出力関数はANSI、UTF16、UTF8のいずれのフォーマットでも使用できます - 適切なFileOpenフラグを使用してファイルを開く必要があります。そうしない場合はデフォルトであるANSIモードが使用されます。
よく知られているエディタでサポートされているテキストファイル、スクリプトのフォーマットとその表記については下表の通りです:
AutoItでの表記 | Notepad | Notepad++ | SciTe (AutoItのデフォルトのエディタ) |
ANSI | ANSI | ANSI | 8 bit / Code Page Property |
UTF16 Little Endian | Unicode | UCS-2 Little Endian | UCS-2 Little Endian |
UTF16 Big Endian | Unicode big endian | UCS-2 Big Endian | UCS-2 Big Endian |
UTF8 with BOM | UTF-8 | UTF-8 | UTF-8 with BOM |
UTF8 without BOM | サポートしていません | UTF-8 without BOM | UTF-8 |
推奨のスクリプトフォーマットはUTF-8です。ANSIフォーマットは英語以外の言語ではお勧めしません。異なるロケールのマシンでは問題を起こす可能性があります。
以下に示すAutoItのごく一部ではまだUnicodeサポートが完了していません:
以上の制限は可能であれば未来のバージョンで解決されるでしょう。