Function Reference

RegRead

レジストリからデータを読み取ります。

RegRead ( "keyname", "valuename" )

 

パラメータ

keyname 読みとるレジストリキー
valuename 読みとる値

 

返し値

成功 要求されたレジストリのデータを返し、@EXTENDEDにレジ変数の種類$REG_...を格納します。これらの種類はインクルードファイル"Constants.au3"内で定義されています。
失敗 ""を返し@errorを設定します。
1 要求されたキーを開けなかった場合
2 要求されたメインキーを開けなかった場合
3 レジストリにリモート接続できなかった場合
-1 要求された値を開けなかった場合
-2 値の種類がサポートされていない場合

 

注意

レジストリキーは "HKEY_LOCAL_MACHINE" ("HKLM")、"HKEY_USERS" ("HKU")、"HKEY_CURRENT_USER" ("HKCU")、"HKEY_CLASSES_ROOT" ("HKCR")、"HKEY_CURRENT_CONFIG" ("HKCC")のいずれかから開始されなければいけません。

64ビットウィンドウズで実行時に64ビット環境特有のキーや値を削除したい場合、HK...の後ろに64を付ける必要があります。例)HKLM64。

AutoItはREG_BINARY、REG_SZ、REG_MULTI_SZ、REG_EXPAND_SZ、REG_DWORDタイプのレジストリキーをサポートしています。

(既定)値にアクセスするためには"" (空の文字列) を値の名前に設定します。

REG_BINARYキーを読み込んだ場合、返し値はバイナリデータ型になります(以前のバージョンでは16進数表現の文字列でした)。

REG_MULTI_SZキーを読み込んだ場合、複数のエントリーは@LFによって分けられます。それぞれのエントリーを得るにはStringSplit(..., @LF)を使用してください。

"\\computername\keyname"の書式を使うことで離れたコンピュータのレジストリにアクセスすることが可能です。この機能を使うためには適切なアクセス権限が必要です。

 

関連

RegDelete, RegWrite, StringSplit

 


$var = RegRead("HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion", "ProgramFilesDir")
MsgBox(4096, "Program files are in:", $var)