ShellExecuteAPIを使用して外部プログラムを実行し、終了するまでスクリプト処理を一時停止します。
ShellExecuteWait ( "filename" [, "parameters" [, "workingdir" [, "verb" [, showflag]]]] )
パラメータ
filename | 実行するファイルの名前(EXE、.txt、.lnkなど)。 |
parameters | [オプション] プログラム用パラメータ。空文字("")は「無し」となります。 |
workingdir | [オプション] 作業ディレクトリ。空文字("")を使うと現在の作業ディレクトリが使用されます。 |
verb | [オプション] 使用する"動詞(verb)"。次のものが使用できます。 open = 指定されたファイルを開きます。実行ファイル、ドキュメントファイル、フォルダを指定できます。 edit = エディタを立ち上げ編集用にドキュメントファイルを開きます。"filename"で指定したファイルがドキュメントファイルで無かった場合、関数は失敗します。 print = 指定されたドキュメントファイルを印刷します。"filename"で指定したファイルがドキュメントファイルで無かった場合、関数は失敗します。 properties = ファイル、フォルダのプロパティを表示します。 verbが指定されていない場合のデフォルト処理の詳細については注意を参照。 |
showflag | [オプション] プログラム実行時の"表示"フラグ @SW_HIDE = ウィンドウ非表示 @SW_MINIMIZE = ウィンドウ最小化 @SW_MAXIMIZE = ウィンドウ最大化 |
返し値
成功 | 実行してプログラムの終了コードを返します。 |
失敗 | 0を返し、@errorを非ゼロに設定します。 |
注意
要求されたプログラムを実行後、プログラムが終了するまでスクリプトは一時停止します。
関連
ShellExecute, Run, RunWait, RunAs, RunAsWait
例
$val = ShellExecuteWait("Notepad.exe")
; メモ帳が閉じられるまでスクリプトは待機
MsgBox(0, "Program returned with exit code:", $val)