地下室の手記 第二部 ぼた雪が降るから, フョードル・ドストエフスキー

序文


そう、私が迷いの闇より
熱い信の言葉をもって
堕ちた魂引き抜いた時
深い苦悩のあふれるままに
君は両手をねじきるように
君をとらえた悪を呪った
眠りをむさぼるその良心に
追想の中罰与えつつ
私に出会うまでのすべての
話を私に語った時に
不意に両手でその顔おおい
羞恥と恐怖のあふれるままに
怒り、狂憤、衝撃に打たれ
君は涙にその身をまかせた。
・・・

H.A.ネクラーソフの詩より


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