この小論文は、私が、以前に、自分の力も考えずに書き始めて、その後長い間そのままになっていた、もっと浩澣(こうかん)な著述から抜粋したものである。その著述からは、もっと色々な断片を抜粋することもできたのだが、ここに抜粋した部分は、その中で最も重要なもので、最も公表する価値のあるものだと私に思われた部分である。これ以外の部分は、もう既になくなってしまった。