Method Reference (COM)

RunAsSet

Run、RunWaitによる操作中に使用されるユーザー認証情報を初期化します。2000/XP以降のみ。

RunAsSet ["user", "domain", "password"] [, options]

 

パラメータ

username 使用するユーザー名
domain 使用するドメイン名
password 使用するパスワード
options オプション: 0 = ユーザープロファイルをロードしません。 1 = (デフォルト) ユーザープロファイルをロードします。 2 = ネット認証にのみ使用

 

返し値

オペレーティングシステムがこの関数をサポートしていない場合、0を返します。
それ以外の場合は成功、失敗によらず1を返します(ログイン情報が無効な場合、以降でのRun/RunWaitコマンドが失敗します…)

 

注意

この関数によって以降のRun関数、RunWait関数を別のユーザー(例えば管理者)として実行することができます。この関数は2000/XP(以降)のプラットフォームでのみ動作します。NT4ユーザーはNTリソースキットからSUコマンドをインストールして使用する必要があります。

この関数を使用したい場合は"Secondary Logon service"または"RunAs service"を有効にしておく必要があります。

RunAsの設定を解除にするにはRunAsSet()といった様にしてパラメータなしでこの関数を呼びます。

 

関連

RunAsSet, RunWait

 

Set oAutoIt = WScript.CreateObject("AutoItX3.Control")

' ローカル管理者アカウントを使う様にRunAsパラメータを設定
oAutoIt.RunAsSet "Administrator", "MyDom", "adminpassword"

' 管理者としてレジストリエディターを実行
oAutoIt.RunWait "regedit.exe"

' ユーザーパーミッションをリセット
oAutoIt.RunAsSet