Function Reference

BlockInput

マウスとキーボードの無効/有効を切り替えます。

BlockInput ( flag )

 

パラメータ

flag 1 = ユーザー入力を無効にします。
0 = ユーザー入力を有効にします。

 

返し値

成功 1を返します。
失敗 0を返します。 既に有効であるか #requireAdminが使用されていません。

 

注意

下の表はBlockInputがWindowsの各バージョンでどのように動作するかをまとめたものです。またWindowsAPIの特性から全てのバージョンでCtrl+Alt+Delによって入力を有効にすることができます。


OS "BlockInput" の結果
Windows 2000 ユーザーによる入力はブロックされます。AutoItによるマウス入力、キーボード入力は可能です。
Windows XP ユーザーによる入力はブロックされます。AutoItによるマウス入力、キーボード入力は可能です。Windows XP SP1での問題については下の注意を参照してください。
Windows Vista #RequireAdminが使用されている場合、ユーザーによる入力はブロックされます。AutoItによるマウス入力、キーボード入力は可能です。

Blockinput()中に(Send()関数による)ALTキーを送信できなくなるバグに対するWindowsの修正がWindows XP SP1でリリースされています。このWindowsのバグはWindows XP SP2以降では修正済みです。

BlockInput()はユーザー入力にのみ作用します。Send()やMouseMove()といった関数からの入力は動作します。

 

関連

Send

 


BlockInput(1)

Run("notepad")
WinWaitActive("[CLASS:Notepad]")
Send("{F5}")  ; 日時をペースト

BlockInput(0)