Function Reference

FileRead

読み込みモードで開いたテキストファイルから文字を読み取ります。

FileRead ( "filehandle/filename" [, count] )

 

パラメータ

filehandle/filename FileOpen呼び出し時に返されるファイルのハンドル。またファイル名を表す文字列を使用することもできます。
count [オプション] 読み込む文字数。デフォルトではファイル全体を読み込みます。

 

返し値

成功 読み込んだバイナリ/文字列を返します。@extendedに返されたバイト/文字の数が設定されます。
失敗 ファイルが読み込みモードで開かれていないなどのエラー時には@errorを1に設定します。

 

注意

filenameがファイルハンドル以外で与えられた場合、ファイルは関数呼び出し中に開閉されます。大きなテキストファイルを読み込む際にはファイルハンドルを使った場合よりも処理が遅くなります。
注意:ファイルハンドルとファイル名を混ぜて使用しないでください。例えばFileOpenでファイルを開き、この関数でファイル名を使用するといったことはしないでください。一連の処理ではファイルハンドルもしくはファイル名のどちらかだけを使用してください。

ANSIとUTF16/UTF8、どちらのテキストフォーマットでも読み込めます - AutoItは自動でどちらかを判定します。

FileOpenにバイナリフラグを使用することでファイルをバイナリ(バイト)データとして読み込むことができます。その場合にはcountは文字数ではなくバイト数になります。

 

関連

FileOpen, FileReadLine, FileWrite, FileWriteLine, String, FileSetPos, FileGetPos

 


$file = FileOpen("test.txt", 0)

; ファイルが読み込みモードで開かれたかどうかチェック
If $file = -1 Then
    MsgBox(0, "Error", "Unable to open file.")
    Exit
EndIf

; EOFに達するまで1文字づつ読み込む。
While 1
    $chars = FileRead($file, 1)
    If @error = -1 Then ExitLoop
    MsgBox(0, "Char read:", $chars)
Wend

FileClose($file)