Function Reference

FileWrite

開かれているファイルの末尾にテキスト/データを追加します。

FileWrite ( "filehandle/filename", "text/data" )

 

パラメータ

filehandle/filename FileOpenで返されるファイルハンドル、もしくはファイル名を表す文字列。
text/data テキストファイルに書き込むテキスト/データ。 テキストはそのまま書き込まれ、@CRや@LFは追加されません。 データ型については注意を参照してください。

 

返し値

成功 1を返します。
失敗 ファイルが書き込みモードで開かれていない場合、読み込み専用の場合、その他の理由で書き込めない場合、0を返します。

 

注意

ファイルが書き込みモードで開かれていない場合、FileWriteコマンドは失敗します。

filenameがファイルハンドル以外で与えられた場合、ファイルは関数呼び出し中に開閉されます。大きなテキストファイルを読み込む際にはファイルハンドルを使った場合よりも処理が遅くなります。またfilenameが表すファイルが存在しない場合は作成されます。

注意:ファイルハンドルとファイル名を混ぜて使用しないでください。例えばFileOpenでファイルを開き、この関数でファイル名を使用するといったことはしないでください。一連の処理ではファイルハンドルもしくはファイル名のどちらかだけを使用してください。

テキスト書き込み時、AutoItはデフォルトではANSIを使用して書き込みます。UNICODEモードで書き込むにはファイルは必要なフラグを設定したFileOpen()で開く必要があります。

データがバイナリ型バリアント(テキストでない)の場合、ファイルにはバイトごとに書き込まれます。バイナリフラグを使ったFileOpenによってバイナリ操作をおこなわせることもできます。

 

関連

FileFlush, FileOpen, FileRead, FileReadLine, FileWriteLine, Binary, FileSetPos, FileGetPos

 


$file = FileOpen("test.txt", 1)

; ファイルが書き込みモードで開かれているか調べる
If $file = -1 Then
    MsgBox(0, "Error", "Unable to open file.")
    Exit
EndIf

FileWrite($file, "Line1")
FileWrite($file, "Still Line1" & @CRLF)
FileWrite($file, "Line2")

FileClose($file)