Function Reference

FileSaveDialog

セーブファイルダイアログを開始します。

FileSaveDialog ( "title", "init dir", "filter" [, options [, "default name" [, hwnd]]] )

 

パラメータ

title ダイアログGUIのタイトル
init dir GUIのファイルツリーの初期選択フォルダ
filter "All (*.*)"や"Text files (*.txt)"のような単独ファイル用フィルター、 または"All (*.*)|Text files (*.txt)"のような複数ファイル用フィルターグループ(注意を参照)。
options [オプション]
  2 = (バックススラッシュで終わるパスが入力された場合) 存在しないパスを許可しない
 16 = ファイル上書きプロンプトを表示する
default name [オプション] デフォルトで入力されているファイル名。デフォルトは空白("")です。
hwnd [オプション] このダイアログの親として使用されるウィンドウのハンドル

 

返し値

成功 選択されたファイルのフルパスを返します。複数選択された場合は"Directory|file1|file2|..."のようになります。
失敗 @errorを設定します。
@error: 1 - ファイル選択が失敗しました。
2 - ファイルフィルターが不正です。

 

注意

例のようにファイルフィルターはセミコロンで区切ってください。
また複数ファイル用フィルターグループでは"|"で区切ってください。

default nameを設定する場合はoptionsも設定しなければいけません。 もしオプションに何も設定したくない場合はオプションに0を設定してください。

特別なWindowsフォルダ(例えば"My Documents")も初期フォルダに設定できます。付録を参照してください。

関数の処理が成功した場合は@WorkingDirが変更されます。

 

関連

FileOpenDialog, FileSelectFolder

 


$MyDocsFolder = "::{450D8FBA-AD25-11D0-98A8-0800361B1103}"

$var = FileSaveDialog( "Choose a name.", $MyDocsFolder, "Scripts (*.aut;*.au3)", 2)
; オプション 2 = 有効なパス/ファイル名が選択されるまでダイアログを表示

If @error Then
    MsgBox(4096,"","Save cancelled.")
Else
    MsgBox(4096,"","You chose " & $var)
EndIf


; 複数ファイル用フィルターグループ
$var = FileSaveDialog( "Choose a name.", $MyDocsFolder, "Scripts (*.aut;*.au3)|Text files (*.ini;*.txt)", 2)
; オプション 2 = 有効なパス/ファイル名が選択されるまでダイアログを表示

If @error Then
    MsgBox(4096,"","Save cancelled.")
Else
    MsgBox(4096,"","You chose " & $var)
EndIf