Function Reference

FileMove

1つ以上のファイルを移動します。

FileMove ( "source", "dest" [, flag] )

 

パラメータ

source 移動元のファイルのパスとファイル名。(* ワイルドカードを使用できます)
dest 移動先のファイルのパスとファイル名。(* ワイルドカードを使用できます)
flag [オプション] ファイルが既に存在する場合上書きするかどうか。
次のものを組み合わせることができます。
 0 = (デフォルト) 既にファイルが存在する場合、上書きしません。
 1 = 既にファイルが存在する場合、上書きします。
 8 = フォルダが存在しない場合作成します(注意を参照)。

 

返し値

成功 1を返します。
失敗 sourceが移動できない場合、destが既に存在し、flag=0の場合は0を返します。

 

注意

コピー元とコピー先が別々のボリュームの場合、移動の代わりにコピー、削除処理がおこなわれます。

AutoItには"FileRename"関数がないので、ファイル名を変える場合はFileMoveを使用してください!

flag値「8」を使用しない場合は移動先フォルダが存在していなければなりません。
例えばflag 「9」 (1 + 8)の組み合わせの場合、移動先フォルダが存在するかを調べた上で存在しない場合は自動作成して、そこに目的のファイルを上書きします。

ファイルの属性によっては上書きできない場合があります。

 

関連

FileCopy, FileDelete, FileRecycle, DirMove

 


FileMove("C:\foo.au3", "D:\mydir\bak.au3")

; 2つ目の例
;   flag「1」(上書き)と「8」(目的フォルダの自動作成)の両方を使用。
;   現在のフォルダ内の全てのtxtファイルをtxtfilesフォルダに移動
;   もしフォルダが存在しない場合は自動作成
FileMove(@TempDir & "\*.txt", @TempDir & "\TxtFiles\", 9)