HTTPプロトコル、HTTPSプロトコルもしくはFTPプロトコルを使用してインターネットからファイルをダウンロードします。
InetGet ( "URL" [,"filename" [, options [, background]]] )
パラメータ
URL | ダウンロードするファイルのURL。下記、注意を参照。 |
filename | [オプション]ダウンロード先のローカルでの名前 |
options | [オプション] 0 = (デフォルト) 利用可能な場合、ローカルキャッシュからファイルを取得します。 1 = 常にリモートサイトからリロードします。 2 = 全てのSSLエラーを無視します(HTTPSコネクション時)。 4 = FTPプロトコルによるファイル転送時にASCIIを使用します(フラグ8と組み合わせることはできません)。 8 = FTPプロトコルによるファイル転送時にBINARYを使用します(フラグ4と組み合わせることはできません)。何も設定していない場合、これがデフォルトの転送モードになります。 16 = オンライン接続を回避するようにします (注意を参照)。 |
background | [オプション] 0 = (デフォルト) ダウンロードが完了するまで処理を停止する。 1 = すぐに処理を返し、バックグラウンドでダウンロードをおこなう (注意を参照)。 |
返し値
成功 | 返し値はダウンロードがバックグラウンドで行われているかどうかによって変化します: |
バックグラウンド時: ハンドルが返されます。このハンドルはInetGetInfo()で使用することができます。ハンドルはInetClose()で閉じる必要があります。 | |
待機時: ダウンロードされたバイト数 | |
失敗 | |
バックグラウンド時: ハンドルが返されます。ダウンロード中にエラーが発生していないかどうか調べるにはInetGetInfo()を使用してください。ハンドルはInetClose()で閉じる必要があります。 | |
待機時: @errorを非ゼロに設定し、0を返します。 |
注意
この関数の動作にはインターネットエクスプローラ3以上が必要です。
関連
InetGetSize, InetRead, InetGetInfo, InetClose, HttpSetProxy, FtpSetProxy, HttpSetUserAgent
例
InetGet("http://www.mozilla.org", @TempDir & "\mozilla.html")
InetGet("http://www.autoitscript.com", @TempDir & "autoitscript.html", 1)
InetGet("ftp://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/README", @TempDir & "\Mozilla-README.txt", 1)
; 応用例 バックグラウンドでのダウンロード
Local $hDownload = InetGet("http://www.autoitscript.com/autoit3/files/beta/update.dat", @TempDir & "\update.dat", 1, 1)
Do
Sleep(250)
Until InetGetInfo($hDownload, 2) ; ダウンロードが完了したかどうか調べる
Local $nBytes = InetGetInfo($hDownload, 0)
InetClose($hDownload) ; ハンドルを閉じてリソースを解放
MsgBox(0, "", "Bytes read: " & $nBytes)