ファイルまたは他のデバイスを作成または開きます。
#Include <WinAPI.au3>
_WinAPI_CreateFile($sFileName, $iCreation [, $iAccess = 4 [, $iShare = 0 [, $iAttributes = 0 [, $pSecurity = 0]]]])
パラメータ
$sFileName | 作成または開くオブジェクトの名前 |
$iCreation | ファイルに対しておこなう動作: 0 - 新しいファイルを作成します。ファイルが存在する場合、この関数は失敗します。 1 - 新しいファイルを作成します。ファイルが存在する場合、上書きされます。 2 - ファイルを開きます。ファイルが存在しない場合、この関数は失敗します。 3 - ファイルを開きます。ファイルが存在しない場合、この関数はファイルを作成します。 4 - ファイルを開き、そのサイズが0バイトになるように切り捨てます。ファイルが存在しない場合、この関数は失敗します。 |
$iAccess | [オプション]オブジェクトへのアクセス: 1 - 実行 2 - 読み取り 4 - 書き込み |
$iShare | [オプション]オブジェクトの共有モード: 1 - 削除 2 - 読み取り 4 - 書き込み |
$iAttributes | [オプション]ファイル属性: 1 - ファイルはアーカイブになります 2 - ファイルは隠しファイルになります 4 - ファイルは読み取り専用になります 8 - ファイルはオペレーティングシステムの一部、またはオペレーティングシステム専用のファイルになります |
$pSecurity | [オプション]返されたハンドルを子プロセスが継承できるかどうかを決める$tagSECURITY_ATTRIBUTES構造体へのポインタ。 pSecurityが0の場合、ハンドルを継承することはできません。 |
返し値
成功: | 指定されたファイルの開かれているハンドル |
失敗: | 0 |
注意
なし。
関連
$tagSECURITY_ATTRIBUTES, _WinAPI_CloseHandle, _WinAPI_FlushFileBuffers, _WinAPI_GetFileSizeEx, _WinAPI_ReadFile, _WinAPI_SetEndOfFile, _WinAPI_SetFilePointer, _WinAPI_WriteFile
こちらも参照
MSDNライブラリでCreateFileを検索して下さい。
例
#AutoIt3Wrapper_Au3Check_Parameters=-d -w 1 -w 2 -w 3 -w 4 -w 5 -w 6
#include <WinAPI.au3>
Global $sFile, $hFile, $sText, $nBytes, $tBuffer
; 1) ファイルを作成し、データを書き込む
$sFile = @ScriptDir & '\test.txt'
$sText = 'abcdefghijklmnopqrstuvwxyz'
$tBuffer = DllStructCreate("byte[" & StringLen($sText) & "]")
DllStructSetData($tBuffer, 1, $sText)
$hFile = _WinAPI_CreateFile($sFile, 1)
_WinAPI_WriteFile($hFile, DllStructGetPtr($tBuffer), StringLen($sText), $nBytes)
_WinAPI_CloseHandle($hFile)
ConsoleWrite('1) ' & FileRead($sFile) & @CRLF)
; 2) 位置3から6バイト読み込む
$tBuffer = DllStructCreate("byte[6]")
$hFile = _WinAPI_CreateFile($sFile, 2, 2)
_WinAPI_SetFilePointer($hFile, 3)
_WinAPI_ReadFile($hFile, DllStructGetPtr($tBuffer), 6, $nBytes)
_WinAPI_CloseHandle($hFile)
$sText = BinaryToString(DllStructGetData($tBuffer, 1))
ConsoleWrite('2) ' & $sText & @CRLF)
; 3) 先ほど位置3から読み込んだ6バイトを同じ位置に大文字で書き込む
DllStructSetData($tBuffer, 1, StringUpper($sText))
$hFile = _WinAPI_CreateFile($sFile, 2, 4)
_WinAPI_SetFilePointer($hFile, 3)
_WinAPI_WriteFile($hFile, DllStructGetPtr($tBuffer), 6, $nBytes)
_WinAPI_CloseHandle($hFile)
$tBuffer = 0
ConsoleWrite('3) ' & FileRead($sFile) & @CRLF)
; 4) ファイルサイズを12バイトに切り捨て
$hFile = _WinAPI_CreateFile($sFile, 2, 4)
_WinAPI_SetFilePointer($hFile, 12)
_WinAPI_SetEndOfFile($hFile)
_WinAPI_CloseHandle($hFile)
ConsoleWrite('4) ' & FileRead($sFile) & @CRLF)
FileDelete($sfile)