Notes for users familiar with AutoIt 2.64

ウィンドウとキーストロークというコンセプトを離れたことで、AutoIt v3はv2.64以前のバージョンのAutoItと本質的に違ったものになりました。  v2.64のダウンロードは今後も可能ですし、ユーザーが既存のスクリプトを変換しようとするいくつかの理由(システムを変更したくないなど)もあります。 しかしv3は以前に較べて格段にGUI自動化を簡単にするすばらしい新機能を多く持っていますし、より優れた汎用スクリプト言語になっています。

v3の使用を開始するにあたって以下の情報が助けになるでしょう。 またv2.64からv3へのスクリプトコンバータがインストールフォルダの「Extra」フォルダ内にあります。

-バックスラッシュは特殊記号でなくなりました。ただしコーテーション記号が新しく特殊記号になりました。
     例：Run('C:\Windows\Notepad.exe "C:\Some File.txt" ')

-コマンドライン構文：
     スクリプトモードのみになりました。つまり AutoIt.exe <filename of script file> です。

- 構文：
     <cmd>, <parameter1> [,<parameter2>]  は Cmd(parm1 [,parm2]) に変わりました。


- ループとユーザー定義関数のサポートによりGoto文がなくなりました。

- AutoItv3は多くのプログラミング言語と同様、変数をサポートします。：  $myVar = "Example of assignment"

- スクリプトの拡張子が.autから.au3に変わりました。


バージョン2.64のスクリプトをバージョン3用に書き直したい場合、次の表が助けになるでしょう。